プログラム
プログラム
運動療育
リープでは日々の体操・運動の他に、体操教室・リトミック・跳び箱などを実施しています。
どうして運動に力を入れているのか…
運動は、一般的には身体だけに効果があると思われています。
筋力アップには運動が不可欠ですが、運動することで、大きく影響をうけるのは脳です。
実は、運動は他のどんな活動より活発に脳細胞が働きます。
歩く、走る、座る、持つ、回る、しゃがむ…すべての身体動作は脳からの指令によって動いているからです。
運動することで、
セロトニン………………自律機能(呼吸・循環・消化等)の安定・心身の安定、ポジティブ思考になる
ドーパミン………………やる気、集中力のアップ
ノルアドレナリン………長期記憶・学習能力の向上、ストレス耐性の向上、注意力・判断力・作業効率を高める
等の神経伝達物質が増えるだけではなく、脳細胞の成長を支える物質も増えます。
心臓から血液が盛んに送り出され、脳血流が増えます。血流量が増えれば、脳唯一のエネルギー源であるブドウ糖もたくさん運ばれてくるので、脳細胞の発達も促します。
運動することにより、衝動・集中力・イライラを上手にコントロールするのに役立ち、記憶や学習などの認知能力を高めます。
もちろん、座っている姿勢を保つ筋力や、力を入れ、えんぴつを持って書く筋力もアップします!
また、プログラムによっては、「ルールを守る」「順番を待つ」「仲間と相談や協力をする」など、ソーシャルスキルズトレーニング(SST)にも繋がります。
仲間と一緒に運動をする、身体を動かすことが非常に重要なのです。
連携施設より理学療法士・作業療法士などが定期的にモニタリングし、児童発達管理責任者や児童指導員と連携することで、表面的な支援ではなく、身体機能・心身機能等の多方面から分析・検討した上で、一人ひとりに適した支援をします。
個別学習
一人ひとりの個性に合った支援を
リープでは得意なことにしっかり取り組むことで、成功体験を増やし自己肯定感や自信に繋げるよう支援をしています。
また、苦手なことは特訓で克服するのではなく、気を付けるべきポイントでサポートをし、少しづつ出来ることを増やしていけるように支援しています。
一人ひとりの個性や学習スピードに合わせた支援のしかたで、すこしずつ変わってきます。
- 集中力が続かず違うことをしてしまう
- 座っていることが難しい
- 音読がうまくできない
- 文章の理解が難しい、作文が苦手で嫌がる
- 図形の問題がわからない
- ものさしやハサミ、コンパスなど道具を使うのが苦手
- お便りや宿題のプリントを二つ折りにするのが難しい
- 繰り上がり・繰り下がりの計算ができない
- etc…
お子さま、一人ひとり苦手なポイントが違うと思います。
一度に解決はできませんが、時間を掛け、お子さまの心に寄り添い、支援すべきポイントで適したアドバイスやサポートをすることで、少しずつ苦手意識を解消していくことが大切です。
学ぶことの楽しさを伸ばしましょう。
ソーシャル・スキルズ・トレーニング≪SST≫
ソーシャルスキルズトレーニング≪SST≫とは
「ソーシャルスキル」とは社会生活技能訓練などとも呼ばれることがある、対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能(スキル)のことです。
「ソーシャルスキル」は先天的に獲得される能力ではありません。
人は生まれてから周りの人と関わりながら知識を身につけ成長していきますが、成長のスピードは人によってまちまちです。
スキルの習得に何らかの困難さを抱えていると、日常生活にて場面の認知や約束事等の理解が難しいが為に、場違いな言動をしてしまうことも。
周りの友達との関係がうまく築けず集団生活が送りにくかったりすると、余計に人との関わりの場を持つことが少なく、スキルの獲得が困難になりやすい傾向があります。
その困難さは、その子どもの持つ特性によってさまざまです。
- 静かにしなければいけない場所で大きな声を出したり、走ったりしてしまう
- 順番待ちなどの理解が難しい
- 前もって危ないことを説明しても、持ち物を振り回してしまう
- ゲームの勝敗、自分が勝たないと気が済まない
- 空気を読むことや、人の気持ちの理解が難しい
経験や情報・説明が足りず、理解をしきれてないだけの場合も多くあります。
人づきあいが苦手になってしまう前に、リープで色々な経験を積み、ルールを守ることや社会性を養いませんか?